· 

ながさき由美子 新年のご挨拶

2024年もよろしくお願いします。

新年初日に能登半島で大きな地震があり、「おめでとう」と言い難い年明けになりました。被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く安心した生活が戻ることを心から願っています。

社民党は1月1日、福島みずほ党首を本部長とする「2024能登半島等地震対策本部」を立ち上げ、災害救援カンパも呼び掛けています(裏面参照)。

被災地では人手も、水・ガソリン・食料・毛布などの物資も、不足が深刻です。ながさき由美子は長年保育士として障害のある子どもたちと接してきましたが、プライバシーが確保されない避難所で、繊細な子どもたちがパニックを起こさないか心配になります。避難所での痴漢や性暴力を防止する体制や、生理用品のように女性が必要とする物品の備えがあるのかも気掛かりです。

被災地支援のため、政府が拠出した予備費はたったの47億4000万円です。防衛費(軍事費)には5年で43兆円、また2025年大阪関西万博には1647億円の国費を投じることに比べたら、なんとも貧相です。社民党・ながさき由美子は、軍事ではなく防災にこそ税金を投じるべきだと訴え続けています。また、大阪関西万博は今すぐ中止し、人手もお金も被災地支援に集中すべきだと考えています。

今回の地震の後、志賀原発では使用済み燃料の冷却水が溢れ、また変圧器の油漏れにより一時冷却が止まる事故がありました。改めて、地震大国日本で原発を動かしてはいけないと実感します。社民党は一貫して「脱原発」を訴えていますが、今年はその声をますます大きくしていきたいです。

世界に目を向ければ、今でもパレスチナで凄惨な戦争が続いています。昨年末、殺傷能力のある武器の海外輸出を解禁する閣議決定がされました。日本で働く人が、日本の工場で作った製品が、世界の戦争で使われようとしています。平和憲法を持つ日本が、直接戦争に加担しようとしています。

武力で平和は作れません。軍備を増やしても、自然災害から生活を守ることは出来ません。社民党・ながさき由美子は、「がんこに平和」「くらしが一番」の声を、今年一層広げていきます。

今年も何卒よろしくお願いします。

2024年1月

社会民主党大阪府連合代表
大阪9区衆院選予定候補
ながさき由美子